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お年寄りが竹細工のツル制作

2012/02/22 13:28:58
お年寄りが竹細工のツル制作
 善通寺市木徳町の室之辻集会場で2月18日、高齢者の集い・サロン室之辻(藤平栄作会長)のお楽しみ会が開かれた。

 連日来の寒い日だったが、最高齢の93歳・小糸艶子さんたち14人が元気に参加。まず、近くに住む県むらの伝承士(竹細工)の助言を受けながら、お互いの長寿を願う竹細工・ツルの制作に取り組んだ。

 伝承士があらかじめ作ってきた羽、頭と長い首、足、胴体、シッポ、指、制作者の名前を書く板、ツルの取り付け台など計17のパーツをボンドで貼り付けるのが主な作業だった。

 皆は口々に、きたんのない会話を重ね、助け合いながら、竹細工に取り組んでいた。

 「ボンドがちょっと乾いてから貼らないかん」
 「急いだらいかん、フーフー吹いたらええ」
 「数は少ないきん、ゆっくりしなよ」
 「しっぽは後からやで」
 「足はこの穴の所へ付けたらええわ」
 「飛び出ている方を後ろにするんで」
 「頭がなんぼにもひっつかんで困る!」
 「簡単やと思うたけど、めんどいなぁ」
 「そなん言いもって(ながら)でも出来よるわ」
 「首が下を向いてしもた」
 「エサ探っしょるんやろ」
 「だいぶん年寄りのツルやなぁ。私みたいじゃ」
 「かたっぽ(片方)の羽が下がってしもたぁ」
 「ツルが舞いよるみたいでええやんか、なかなかこうはできんでぇ」
 「玄関へ飾っとったらきれいじゃ」
 「知らん人はな、これだけ見たら、『素晴らしいなぁ』言うてくれるわ」

 小糸さんは「まだボケとりはせんと思うけど、指がうまいこと動きません」と言いながらも友人と一緒に頑張っていた。

 皆は約1時間ほどで、今にも飛び立ちそうなもの、下向きのかわいいもの、片方の羽を下げて旋回するものなど、個性的で素晴らしいツルたちを完成させていた。

 勉強会の後は、カラオケや全員に豪華景品が当たるビンゴゲームも行われており、会員たちは、毎月のお楽しみ会を心待ちにしている。                                       (香川 佳子)
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