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小さな足跡 巣穴の主か?

2012/02/21 10:15:26
小さな足跡 巣穴の主か?
 小さな足跡は、巣穴の主に違いない! 昨年の12月中旬、まんのう町七箇の山道で見かけたササや枯れ葉で作られた丸い巣穴。(今年2月3日付「この巣穴は誰のもの?」として本ネットに掲載)。

 2月16日、その主・ウリ坊(イノシシの赤ちゃん)のものらしい小さな足跡を巣穴の近くで多数発見。長さは約3センチ。その脇には、5センチ以上はある大きな足跡が連れ添うように付いていた。

 寒い日が続き、氷雨や雪の後で道はぬかるみ、巡回自転車の車輪跡もある山道でのこと。翌17、19、20日と、新旧多少の変化を付けながらの足跡からだが、彼らの存在が推測された。

 大きな足跡と小さな足跡とが、前になったり後ろになったり。柔らかな泥道に点々と付いていたのだ。巣穴の近くには特に多めの足跡が見られた。

 イノシシは、くぼ地に落ち葉などを敷いて巣を作り、出産前や冬期には枯れ枝などで屋根のある巣を作るとか。通常は4月から5月ごろに年1回、平均4、5頭ほどの子を出産するのだが、まれに普通の繁殖期に失敗したものが、秋に産む例もあるそうだ。

 この小さな足跡が、もし秋に生まれたウリ坊のものだとしたら、まさにその期間が約3、4カ月とされる彼(彼女)らのものと言えよう。

 「ウリ坊自身も見たい!」という願いは、筆者も含め多数ありそうだが、神経質で警戒心が強く、鼻が敏感で見慣れないものは出来るだけ避けようとするイノシシ。多分、願いはかなわないだろう。

 それに、どこかで見守っているだろう親イノシシ。不用意に接近した人間には非常に強い突進力で襲いかかり、鋭い牙を駆使する危険な猛獣イノシシだ。合えない方がいいのかもしれない。

 小さな巣穴らしいものを発見したことから、その主がウリ坊と分かり、さらに、その足跡に巡り合えた驚きと発見、楽しい2カ月間だった。                                      (香川 佳子)
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