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中国文化「二胡と春節」に触れる

2012/02/01 17:22:40
中国文化「二胡と春節」に触れる
 まんのう町神野のかりん会館で1月28日、音楽や食を通して触れる異文化理解事業「中国文化講座」が開かれた。

 参加者ら40人は、中国の伝統的な楽器・二胡(にこ)の演奏を聞いたり、中国の春節(正月)の話を聞き、春節に食べるニンニク抜きのギョウザやもちの中にゴマあんの入ったタンユエン(湯円)、タオス―(クッキー)などを味わいながら中国文化に親しんだ。

 この日は、まんのう町在住の若い中国女性、張洪娥(チョウコウガ)、銭桂梅(センケイバイ)、鄭芯(テイズイ)、張艶(チョウエン)さんたちも参加。日本人の参加者たちは彼女たちと一緒に自由に歓談し、新しい出会いと発見を楽しんだ。

 NPO法人国際文化交流協会二胡教室ニコニコクラブ(三豊市)の大川恵子さんら7人による二胡の演奏にも感動。モンゴルの草競馬の様子を描いた曲「賽馬(さいま)」、中国の古典舞曲「剣舞」、親しみ深い「見上げてごらん夜の星を」「花」「世界の約束」など8曲が、解説を交えて披露された。中には、知っている曲が演奏されると、一緒に口ずさみながら聞く人もいた。

 二胡は胴にニシキヘビの皮を張り、弦には馬のたてがみを使ったものもある珍しい民俗楽器。弓の内側と外側を使い分けて自分好みの音色が出せると言う。参加者たちは、テンポの速い軽快なリズム、スローで懐かしいメロディ―の数々など、奥の深い音色に魅せられていた。

 春節については、同町の神野公民館で中国語講座の講師をしている占笑竹(ロショウチク)さんから話を聞いた。

 1年の最後の日、除夕(除夜)は「寝たら化け者が来る」と、寝ないで午前0時を待つ。爆竹を打ち、悪霊を追い払う。そしてその晩にだけ、来年の幸福のため、必ずアメをパリパリと食べるという。

 年始に、家族の幸せを願って食べるのはギョウザで、長江を境に南北で多少は違うが、北ではこの中にお金とかアメを1個か2個入れて作る。また、円満に暮らせるように湯円を食べるのも習わしという。この日の試食ギョウザにも、5円玉が入ったのが2個あり、当たった人は大喜びしていた。

 お正月にはきれいに着飾り、化粧をして獅子や竜のダンスをする。靴下は新しいものを履き、「今年のえと・竜の人は赤いパンツをはく」ことに、驚いたり笑ったり。

 参加者たちは「二胡の音色が素晴らしかった。春節の習慣も初めて知ることが多かった。また、来たい」と、満足気だった。同事業では、スペイン文化講座や韓国文化講座なども計画中で、大勢の参加が待たれている。                                     (香川 佳子)
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