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紅い葉 トウカイコモウセンゴケ

2011/12/12 12:12:05
紅い葉 トウカイコモウセンゴケ
 まんのう町七箇の山道で、紅い葉をしたかわいいトウカイコモウセンゴケ(東海小毛氈苔)に出合った。

 トウカイコモウセンゴケは、モウセンゴケ科・モウセンゴケ属の多年草。最近認められた種で、図鑑にはまだ載っていないそうだ。

 名前の通り東海地方から近畿地方に分布。コモウセンゴケ(小毛氈苔)と同じように日当たりのよい湿地や水のしみ出る崖、粘土を多く含む硬い土壌に生育することが多いとか。

 茎の周りをらせん状に取り巻く幾枚かの葉は、地面にはり付くようにつき、その直径は約3センチと小さい。2カ所ほどに群生していた。冬でも赤い葉を保ち、葉には腺毛が密生,毛の先端には粘液球が付いている。虫が止まると、腺毛や葉が曲がって虫を包み込み、腺毛から消化酵素を分泌して虫を食べる珍しい食虫植物だ。

 トウカイコモウセンゴケとコモウセンゴケは間違いやすそうだが、葉の形で区別ができる。前者の葉は丸っこいスプーン形だが、後者の葉は柄が少し長いしゃもじ形で、ここで見たのはやはり、トウカイコモウセンゴケと言えよう。

 寒空の中、地面近くにある紅い葉の存在は心癒やされる思いがした。                                        (香川 佳子)
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