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伊吹島の歌づくりに挑戦

2011/10/18 10:32:49
伊吹島の歌づくりに挑戦
 観音寺市沖にある伊吹島の伊吹中学校(山本忠由校長)の全校生7人が10月11日、文部科学省、文化庁の「次世代を担う子どもの文化芸術体験事業」の一環として、自分たちの「ふるさと伊吹島」で歌い継がれる歌の完成を目指して作詞・作曲に挑戦した。音楽専門家による5回授業で、成果発表は11月16日。CDにレコーディングして「ふるさと学習発表会」で島民にお披露目する。

 観音寺市出身の音楽プロデューサー・生駒龍之介さん(35)=東京都在住=から2回目の実技指導。「ようこそIkoman」と書かれた音楽室で授業し、音程にことばを入れていった。

 生徒たちは夏休みに国語の宿題で考えた「伊吹島の詩」を基に共同制作。生駒さんは「伊吹の情景を思い浮かべてごらん」「イメージだよ。イメージ…」と想像力をかき立てた。さらに音楽を通して伝えていこうと、生徒と頭をつき合わせ楽譜を一つ一つ指差しながら口ずさんで、ことばを入れていった。 

 生駒さんは、「漁業の島なので詩の共通語『いりこ』については、命の島によって支えられている、生活している自分たちも育っているというイメージを大切にして欲しい」とアドバイス。「基本の曲はできているが、さびの部分は生徒たちから出てくるものをもらって作っていきたい」と話していた。

 生徒たちに「みんなで歌おう」「レコーディングしよう」と呼びかけ、「ハードルは高い。つくるのだったらいいものをつくろう!」と意欲的。2年生の三好伶奈さんは「楽しかった。いいのができそう」と楽しみにしていた。

 生駒さんは、大塚愛さんや倖田來未さんらアーティストの曲を手掛け、2008年、レコード大賞新人賞アレンジ部門大賞受賞、音楽制作会社の代表でIkoman(イコマン)の愛称で親しまれている。

 「伊吹島は人の温かさがあり、いつかは島を出るだろうが、支えてくれる場所がある」と曲のイメージ作りに意気込んでいる。

 併設小学校の5・6年生6人はCDジャケットの図案づくりに参加する。曲作りを企画した国語の岩本啓子教諭は「将来島を巣立っていく児童・生徒たちがずっと『ふるさと伊吹島』を誇りに思い、自信を持ってほしい」と期待していた。                                                   (窪田 利栄)
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