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観音寺でアサギマダラ発見

2011/09/30 14:52:02
観音寺でアサギマダラ発見
 観音寺市大野原町十三塚の昆虫カメラ歴20年の岡田勇さん(66)が9月29日朝、毎日の散歩コースになっている琴弾公園ドライブウェーのトンネル付近を歩いていたところ、道端の雑草に止まっていた2匹のアサギマダラを発見した。

 捕獲用具を持っていなかったため、手で捕まえようとしたところ、1匹は逃げられたが、あとの1匹は何とか捕まえられた。長年、昆虫を追っかけてカメラに納めているが、日本で唯一の渡りチョウで有名なアサギマダラが、こんな所にいるとは考えられず、「観音寺で見たのは初めてだ」と驚いている。
 
 アサギマダラは、タテハチョウ科マダラチョウ亜科アサギマダラ属。前羽が4ー6センチほどで、羽を広げると10センチ前後になる。黒とこげ茶色の羽で、薄い浅葱(アサギ)色のまだら紋様の部分が薄くて透けて見え、まるでステンドグラスのように美しい。胸にも特徴のあるまだら模様があり、これが名前の由来だそうだ。

 夏の前に北上し、秋に南下を繰り返す。この小さなチョウが日本列島を縦断し、さらに沖縄や台湾まで延べ2千キロ以上を飛んでいくという。翌年春、その逆のコースを日本に渡ってくる。その可憐(かれん)な姿からは想像できないほどハードな旅をするのだそうだ。

 初めて自分で捕まえた岡田さんは「だいぶ前、高瀬町で確認されたというアサギマダラの羽に、記号が書かれた写真と記事が四国新聞に載っているのを見た。もっと高い山の中腹にいると思っていた。こんなに下にいるのはめずらしい。たまたま運よく見つけたが、あと2、3分、時間がずれていたら捕れなかったと思う。本当にラッキーでうれしかった」と感激の様子で話してくれた。(矢野 幸子)
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