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9月23日から仁尾八朔人形まつり

2011/09/22 14:18:38
9月23日から仁尾八朔人形まつり
 三豊市仁尾町で、9月23日から25日まで、「第14回仁尾八朔人形まつり」が開催される。
 
 仁尾町では、八朔(旧暦の8月1日)に、男の子は五月人形、女の子はひな人形を一緒に飾って祝うのが習わし。男女一緒に飾るようになったのは、戦国の昔、3月3日のひな祭りの時に、土佐の長宗我部の軍勢に侵攻され、仁尾城が落城したため、3月にはひな祭りをしなくなり、八朔の日に、男子の節句と一緒にするようになったといわれている。

 初節句の男の子の家では、座敷や店先に岩や木、砂などを使い、背景画を入れ、おとぎ話や歴史上の人物のお話の名場面を再現。箱庭のように仕上げて、仁尾独特の飾り方をする。

 同町新道のくみはし化粧品店では、来町した人たちに楽しんでもらおうと、店先に親指姫のお話の場面が、オリジナルな手作り陶芸人形で飾り付けられている。

 陶芸歴6年の組橋敬司さん(69)と妻の敏子さん(64)は一昨年、孫ができるようにと願いを込め、かぐや姫をテーマに人形作りに初挑戦し、青竹などで演出し展示した。おじいさんやおばあさんなどの登場人形は、低温窯で焼き、大きくて博多人形のような出来栄えで、5千人もの見物客があり、人気を集めた。

 今年3月に初孫に恵まれた組橋さんは、ちょっと小さめに生まれた孫の美貴ちゃんのために、親指姫をテーマにし「大きく幸せになるように」と願いを込め、陶芸仲間6人と一緒に半年がかりで制作した。

 粘土から人形の型作り、素焼き、岩採で色付けし高温窯で焼き、表面はガラスのようなピカピカした仕上がりになっている。お姫様の衣装にはレース模様が入り凝った仕上がりになっている。ストーリーがよくわかるように、一つ一つが味のある出来栄えだ。

 展示には、今年92歳になるおばあさんのツヤ子さん手作りのアートフラワーをたくさん使い、家族円満のほのぼの感があふれている。組橋さんが心をこめて作った人形の願いがかない孫の美貴ちゃんは、すくすくと大きくなっているそうだ。

 「今年も仁尾八朔人形まつりは、盛りだくさんのイベントがあり、見所満載。たくさんの人たちに来訪してもらい、町の歴史を感じながら楽しんでほしい」と、町中が歓迎色に包まれている。                                        (田井 あい子)
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