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復興願いチャリティーコンサート

2011/08/30 16:54:36
復興願いチャリティーコンサート
 まんのう町生間の町民文化ホールで8月28日、震災復興チャリティ―コンサート「美しい日本の詩(うた)」が開催され、会場は大勢の音楽ファンたちでいっぱいになった。

 今、わたしたちにできること…「東日本大震災復興支援への思い」を小さな町から伝えたいと、同コンサート実行委員会(鈴木啓世委員長)が熱い心で企画した。

 コンサートは、毎年同町で開かれている「森のコンサート」に出演している「東京フェスティバルオーケストラ」の有志らが加わった「グループvita」の演奏。(vitaは、ラテン語で命という意味)。

 町内外から集まった小1〜4年生の子どもたち25人で構成する「ひまわり合唱団」のかわいい歌声。これら2グループに加え、詩の朗読を織り込んで構成され、「鎮魂・癒し・祈り」をテーマに「映像」と「詩」と「音楽」で熱く、しっとりと展開されていった。

 フルート、オーボエ、ピアノによる「アヴェマリア」「ロンドンデリーエア」「スマイル」のほか、「七つの子」「赤とんぼ」「ふるさと」「ずいずいずっころばし」などの童謡も。「詩の邂逅(かいこう)」「雨ニモマケズ」「言葉の風景」「いつでもそこに」などの詩をはさみながら、懐かしく美しい曲の数々が披露され、観客らはいつの間にか舞台に引き込まれていった。

 ひまわり合唱団の子どもたちは、胸にひまわりが描かれたお揃いの白いTシャツを着用。vitaの伴奏に合わせ、「どこかで春が」「シャボン玉」「うみ」「小さい秋みつけた」などを歌い、背面に写し出されていく美しい映像と澄んだ声が素晴しかった。

 同合唱団の歌、「はじめの一歩」の歌詞「…信じることを忘れちゃいけない かならず朝はおとずれるから ぼくらの夢をなくしちゃいけない きっといつかはかなうはずだよ はじめの一歩 あしたに一歩…」は、まさに東北の人たちへの力強い発信。埋め尽くした聴衆の感動を誘っていた。

 子どもたちも「自分たちの気持ちが伝わるように…」と、一生懸命に歌った。仲南小1年の栗田晃輔君は「がんばった。シャボンダマもよかった。また、うたいたい」と満足そうだった。

 舞台美術(映像)も担当した鈴木実行委員長は「美しい日本の唱歌や童謡など、原風景をイメージさせる多くの曲を組み込んだ。子どもたちの声をはじめ、ステージと客席が一体となって東北の被災地に届けたい。一日も早い復興を願ってやまない」と、話していた。

 なお、この日の利益金は、町を通して被災地へ贈られるという。                                           (香川 佳子)
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