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松明を手に龍権まつり

2011/08/08 16:47:10
松明を手に龍権まつり
 高松市鬼無町の勝賀山で、このほど地区伝統の「龍権まつり」が行われ、地域住民らが降雨を祈願した。

 「龍権さん」は雨(水)の神様。第二次世界大戦後、一度廃れたが、32年前に同町の佐料地区自治会で復活。伝統行事として子どもたちに継承し、故郷に愛着を持ってもらおうと、子ども会との合同行事となった。

 地区住民と子どもたち、勝賀城跡保存会のメンバーら60人は、地域の史跡巡りを行った後、勝賀山山頂を目指した。山頂の勝賀城跡に設けられた祠(ほこら)に、海の物・山の物を供え、お祓(はら)いをし大火(おおび)を焚いて神事をした。

 山頂で大火をランタンに採火し、中腹の龍権さんの祠まで運ぶ役目をした萬谷新君(6年生)は先頭で到着した。「まつりに参加したのは5回目。大人から大切な行事だと教えてもらった」と汗を拭いた。その大火を中腹の龍権さんで松明(たいまつ)に移し下山した。

 松明の炎に目をやりながら歩く子、前を歩く人との距離を気にしながら松明を持つ子、友達と会話しながら歩く子、それぞれの表情で松明の火に照らされる足元を踏みしめていた。

 夕闇の中で、一筋に続く松明の光が揺れながら行進する光景は美しく見えた。「龍が山を下るように見える」といい、山の裾野から見る人もいるという。                                       (横倉 ゆみ)
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