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心に響く拓心太鼓

2011/07/25 10:18:16
心に響く拓心太鼓
 高松市鬼無町で、このほど行われた「鬼無町ふれあいまつり」に香川県立農業経営高校の拓心太鼓が出演し、迫力ある音色を披露してまつりを盛り上げた。

 午後4時30分から始まったまつりは、同町コミュニティセンターの講座などで練習を重ねているグループのコーラス、大正琴や同町内の児童らによるダンスパフォーマンスなどが披露された。また、金魚すくいなどの遊戯コーナーや焼きそばなどの屋台ブースもにぎわった。

 午後7時。会場の照明が光を放ち、拓心太鼓の音色が響き始めると、来場者は引き寄せられるように群がった。1982年に部活動として取り組みが始まった拓心太鼓は現在部員22人。ランニングなどのトレーニングも行い、基礎体力を養いながら太鼓練習を行っているという。

 地域や学校内などでの演奏披露のほかに、今年は慰問の活動も行う。7月29日に岩手県盛岡市で行われる第35回全国高等学校総合文化祭郷土芸能部門に出場したあと、その足で東日本大震災で被災した人たちへの元気づけと復興を願って、宮古市の福祉センターで拓心太鼓を披露する予定。

 部長の山口優(ゆう)さん(18)は入学後、先輩たちの太鼓を打つ雄姿と迫力にひかれ、入部した。「全国大会は初めての経験だが、最優秀賞を目指したい。慰問では自分たちと同じ年齢の人もたくさんいると思うので、気持ちが伝わるようがんばりたい」と力強く抱負を話してくれた。

 船で漁に出る人への励ましの曲など躍動感あふれるリズム3曲が披露され、会場にはなかなか鳴りやまない拍手が響いた。一糸乱れず一丸となっている姿に、「元気があって見ていて気持ちいい」「大人顔負けのりっぱなバチさばきだ」「いい顔してやっていて感動する」と見物人たちを魅了していた。

 以前、鬼無小学校を会場として行われていた「鬼無町民夏祭り」は、水不足以降中断していたが、心の通い合うまつり、町民が元気になるまつりをめざして復活。「鬼無町ふれあいまつり」となって同町の県植木盆栽センターに会場を移して10回目を迎えた。地元の各種団体が協力して開催する手作りのまつりに1500人余りの老若男女が集い、夏の夕べのひとときを楽しんだ。                                          (横倉 ゆみ)
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