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エコアイランドで研修

2011/07/05 11:37:06
エコアイランドで研修
 三豊市の山本町財田大野地区社会福祉協議会(三好康則会長)のメンバー30人が6月22日、直島町へ研修に出かけ、循環型社会について学んだ。

 直島の人口は3300人。住民・事業所・行政が一体となって循環型社会を目指し、自然・文化・環境の調和した町づくりに取り組んでいる。

 参加者たちは山本町を早朝出発し、午前9時ごろ直島町へ到着。直島環境センターの敷地内はとても広く、一つの町のようになっていた。案内係に迎えられ、豊島に不法投棄された産業廃棄物などを処理する中間処理施設についてDVDで説明を受けたあと、施設内を見学した。施設内は清潔に保たれ、すべての作業はコンピューターで操作されており、参加者は、スケールの大きさや最新技術に驚いていた。

 67万トンの産業廃棄物を10年かけて処理し、あと残り2年で作業を終了するそうだ。職員数約50人(クボタ25人、日本通運数名、県職員14人)で稼働数300日、回転式表面溶融炉100トン2基とロータリーキルン炉24トン1基で処理している。豊島から994トンの船、トラック38台で運搬しており、完全循環型施設になっている。

 また、環境への配慮として排水や雨水を処理しガス冷却水などを再利用、余熱を蒸気に変えたり、太陽光発電設備も導入。溶融処理にともなって発生する飛灰は、次に見学した三菱マテリアル直島精練所で有価金属を回収する。残ったスラグは、コンクリート用骨材として土木材料に再利用。また、スラグ・メタルは女性が興味ある貴金属を回収するために再利用されるという。

 今回の視察を通して、参加者は「東日本大震災の廃棄物も分別が難しいんやから、こういう施設で処理したらえんと違うん」と話していた。

 お昼は海の見える食事処でおいしい料理に舌鼓、世界的に有名な建築家・安藤忠雄さん設計の美術館「ベネッセハウス」を見学し、現代アートを堪能。アートの島直島町の次は、坂出の東山魁夷美術館へ行って絵画鑑賞も満喫した。今日一日、環境のエコアイランドで勉強、芸術・美術も鑑賞する充実した日程に参加者たちは満足そうだった。                                       (藤川 和子)
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