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室町文化体験学習に懸命

2011/06/16 13:02:23
室町文化体験学習に懸命
 社会科で室町時代を学んでいる高松市の円座小学校(川原喜文校長)の6年生129人がこのほど、円座コミュニティセンターで、指導者に地元住民を迎えてお茶、水墨画、お花の室町文化を体験学習した。

 6月10日にお茶の小倉宗貴さん、15日には水墨画の小笠原尚子さんとお花の三木陽子さんが講師を務めた。児童は1組と2組、3組と4組の2グループに分かれて、それぞれを順次体験した。

 裏千家の小倉さんは、茶道の歴史とお茶の心、人と人との関わりを大切にすることを説き、自ら「真・行・草」のお辞儀の作法を実演して見せた。真剣なまなざしの児童たちは、何度もお辞儀の練習を繰り返していた。次に抹茶のお点前の体験が行われた。

 65人の児童は4列に長く並び、さらに2列ごとに抹茶をたてる亭主役と抹茶をいただく客人役になれるよう互いに向き合って座った。まず、饅頭(まんじゅう)が配られた。続いて抹茶とお湯の入った茶碗と茶せんが運ばれてきた。児童たちは、みんな神妙な面持ちで少し緊張しているようだ。

 小倉さんの指導で、児童たちは懸命に茶せんを振ってお抹茶の泡をたてる。きれいに小さな泡が立って淡い緑色のもの、少しも泡が立たず濃い緑色のままのもの、おもてなしのお抹茶は千差万別だ。

 4年生の時、茶道クラブで経験をしたという岡村あさひさん(11)のたてたお抹茶は、小さな泡がいっぱいに広がる見事なもの、それをいただいた谷本響君(11)は「おいしかった」とにっこり。岡村さんは傍らの河田愛生さん(11)らと顔を見合わせてうれしそうだった。

 引率してきた木下志乃教諭は「子どもたちは初めての体験を前向きに受けた。日ごろ、正座の機会の少ない子どもたちが、一生懸命に正座を続けたことにやる気を強く感じた」と、語り口が軽やかだった。                                         (野網 則子)
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