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香大生 地域づくり研究を報告

2011/05/20 10:13:13
香大生 地域づくり研究を報告
 高松市塩江町上西の上西交流館・モモの広場でこのほど、NPO奥塩江交流ボランティア協会(大西佑二理事長)の2011年度総会があった。香川大学経済学部地域社会システム学科原ゼミの4年生、原田理紗子さん(21)が「塩江町上西地区における地域づくり活動」と題して、「50年ぶりの映画上映」「うたごえ喫茶の開催」「オンデマンド乗合タクシーの運行」など、2年間の研究活動を報告。約60人の参会者から称賛と感動の声が上がっていた。

 熱心に耳を傾けていた同市朝日新町の川畑省三さん(61)は「オンデマンドタクシーの導入など地域活性化の取り組みに感心した。報告も簡潔でわかりやすく興味深いものばかり。楽しく過ごせた」とさわやかな笑顔で話した。大西理事長(66)も「探り探りやってきたが、原田さんの報告を聞いたら立派なことだったんだなぁ…」と。

 原田さんら同ゼミ学生の地域づくりの研究は、09年6月に上西地区の現状、魅力、問題点を把握するために全世帯約200戸を対象にしたアンケート調査から始まった。その分析結果から自然豊かで四季の変化が美しい上西地区は60〜80代の住民が全体の6割を占めており、「交通が不便」「交流の場が持ちたい」が住民の意見だと分かった。

 原田さんらは、現地を訪ねて直接住民から聞き取り調査を行い、上西連合自治会役員らと何度も意見交換をしながら、上西地区が抱える課題と解決方法について研究をしてきた。

 交流の場として09年11月に上西で50年ぶりの映画「おくりびと」の上映、10年1月に継続型の「うたごえ喫茶」の開催、さらに同年11月に交通弱者の移動手段と公共交通空白地帯の解消として、上西連合自治会が実施主体の「オンデマンド乗合タクシー」の運行も実現した。

 パワーとスピード感あふれる原田さんは「上西地区の方々と関わることからコミュニケーション力を養えた」と謙虚に喜びを語っている。今後も上西地区で研究を続け、上西の魅力をさらに探求するそうだ。                                        (野網 則子)
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