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温泉にナニワイバラを

2011/05/13 10:06:57
温泉にナニワイバラを
 まんのう町塩入の塩入温泉に、念願であったさわやかな花・ナニワイバラ(浪花茨・難波茨)が咲き始め、今、浴客らを静かに出迎えている。

 7、8年前、同温泉の従業員の一人が綾南町の山中にある家の庭で咲くこの花に魅了され、「温泉でもぜひ咲かせたい」と思ったとか。自分も大好きな花だったし、「浴客の中には花好きの人も多くいるだろう。花を見るのを楽しみに来てくれるのでは」と考えたからだ。

 以来、心当たりを探していたがなかなかその花が見つからず、残念がっていた。ところが昨年の春、ついに温泉近くの民家でそれを発見。一部分を譲り受け、知人に芽立てを依頼、夏ごろ、温泉の入り口辺りに植栽していたものだという。

 このほど、長年の願いが実現。2本がすくすくと伸びて1メートル近くになった。5月初旬、初めて咲き始めた花は、8〜10センチくらいの大輪の一重で、甘い匂いがほのかに香る清そな純白の花だ。

 ナニワイバラは、バラ科・バラ属の常緑つる性低木で、樹高は5〜6メートルぐらいになり、耐寒性。マイナス15度ぐらいまで大丈夫のうえ、夏の暑さにも強いとか。

 江戸時代(宝永年間1704〜1711)に中国から伝わり、「大阪の植木屋さんが広めたことから『浪花(難波)』の名が付いたのだろう」という、植物学者牧野富太郎博士の説がある。

 真っ白で上品な花。ぐんぐん伸びて、どんどん増え、来湯客らの目を楽しませる日もそう遠くはなさそうだ。                                         (香川 佳子)
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