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「菅円座」のスゲに小穂

2011/04/25 12:09:30
「菅円座」のスゲに小穂
 高松市円座町の地名の由来でもあるスゲで編まれた敷物の菅円座。同市西山崎町の川口峰夫さん(68)の田んぼでこのほど、スゲの花を見つけた。

 葉の間から花茎が長く伸び、先端に雄花の小穂が1本、その下に雌花の小穂が4本出ていた。小穂は棒状で、長さは雄花が約7・5センチと雌花よりも長く、色はそれぞれ濃い茶色と淡い緑色をしている。春風にコントラストよく揺れる小穂は、厳しかった冬を耐えた自然の息吹を感じさせてくれる。

 菅円座のスゲは、円座校区地域ふれあい交流事業の一つ「讃岐菅栽培圃(ほ)場」(西山崎町)で上所下集落の住民らが力を合わせて栽培している。円座コミュニティセンターの「菅円座復元講座」の講師を務める川口さんも50平方メートルの田んぼで約700本のスゲを栽培し、同交流事業を盛り上げている。

 川口さんは通りかかった60代の男性に「スゲの花がさいたよ」とうれしそうに田んぼに案内していた。男性も「初めて見た!」と感動の様子で、1本の花茎を手折って珍しそうに見つめていた。スゲはカヤツリグサ科・スゲ属。川口さんの体験では、種子からは育たないらしく、株分けで栽培しているそうだ。
(野網 則子)
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