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特産食材の弁当、総菜が人気

2011/04/19 11:00:24
特産食材の弁当、総菜が人気
 まんのう町追上の仲南産直市と同町塩入の塩入温泉で、地域の特産食材を使った寿司や赤飯、弁当、餅、惣菜、菓子類などが販売され人気を集めている。

 同町七箇地区の三つの女性グループ、追上もみの木グループ(森近美智子代表)、帆山サンフラワー(丸山キミ子代表)、買田仲良しグループ(大西千代江代表)で構成する会「忠八グループ」が輪番で作ったり、その他有志らが作って限定販売をしている。

 買田仲良しグループの大西千代江、大西敏子、大西久美子、清水洋子、美野榮子さん(平均年齢60歳代)ら5人は、朝5時に同グループの加工場へ出勤。メンバーの持ち寄りや地域の人から差し入れられた余剰食材に加え、山野のヨモギ、ワラビ、フキ、クリなどを使った食料品作りに励んでいる。季節限定食材のため、定番品は少ないが、新鮮で安全、安価でおいしい「おふくろの味」が喜ばれている。

 コウジ作りから手掛けている甘酒やみそも好評で、塩入温泉で賞味し、「おいしかった」と言う県内外の食料品店主や食堂経営者などから特注され、その店でも使用されているとか。また、高松、坂出、丸亀、善通寺市などへも、他グループと交代で出かけ、野菜などの販売もしている。

 4月15日、加工場で今シーズン初めて作ったのは「タケノコづくしのお弁当」だった。それぞれ、タケノコを使ったてんぷら、寿司、木ノ芽あえ、煮物などが主なメニューの特注弁当だ。今春は、昨夏の干ばつでタケノコの生育が遅れたうえに量も少なく、大西代表は「今が旬で、今が終わり!」と、笑いながら作業を進め、「何よりうれしいのは完売すること。お客さんが喜んでくれている証拠だから」と、言う。

 しかし、大西さんは「私たちがいつまで頑張れるか…。みんな高齢だし、代わってくれる若手もいないし…。われわれの代で終わりになるかも」と、メンバーともども、今後のグループ存続への不安を持ち、他の二つのグループの代表者たちも、同じ心境を語っていた。

 地域特産の食材を生かし、新鮮、美味、安全な食品を提供。地域の発展を願う人たちやそれを待つ消費者たちにとって、後継者不足は今、切実な問題になっている。                                            (香川 佳子)
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