天気予報を見る
 
新聞購読申込
TOP > おりーぶ通信 > 記事詳細

おりーぶ通信

エリア

コーナー

過去のニュース

善通寺の「涅槃桜」見ごろ

2011/03/22 10:54:39
善通寺の「涅槃桜」見ごろ
 善通寺市の総本山善通寺(樫原禅澄法主)に植えられている「涅槃(ねはん)桜」が、淡いピンク色の花を咲かせ、独特の甘い香りを漂わせて、お遍路さんや大勢の参拝者を楽しませている。

 涅槃桜は、植物学者の八木繁一氏が1965(昭和40)年に、愛媛県新居浜市の明正寺で発見した新種の桜でミョウショウジサクラ(明正寺桜)と命名された。お釈迦様が入滅した旧暦の2月15日ごろ咲くことから「涅槃桜」と呼ばれて、親しまれている。

 善通寺の涅槃桜は、1973(昭和48)年の弘法大師生誕1200年祭を記念して明正寺から贈られ、宝物館周辺や駐車場周辺に約20本植えられている。

 関係者らによると、今年の開花は冬の冷え込みで昨年より1週間ほど遅れているそう。春の陽気を思わせた14日ごろには、ちらほらと開き始めたものの、16日の小雪舞う寒の戻りで足踏み状態だったが、彼岸に入って賑(にぎ)やかに開花。日当たりの良い場所の木は、ほぼ満開。境内は、お遍路さんや参拝者、写真愛好家らで賑わっている。善通寺の涅槃桜は、3月末あたりまで楽しめそう。

 今年の涅槃桜は、東日本大地震の大勢の被災者の方々に「頑張って」と語りかけているように思えてならない。桜の向こうには「善通寺から東日本の皆さんに支援」のたて看板を手にした善通寺市内の中学生の姿が。善通寺市内の小・中学生の児童会・生徒会を中心とし、各学校内で募金活動。3月19〜21日には善通寺境内や市内のスーパー4カ所で義援金を募り、日本赤十字社を通じて被災者の方々に送るそうだ。

 涅槃桜開花のニュースとともに、被災した方々の復興を心よりお祈りする。                                         (香川 真由美)
▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.