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自然豊かな古道に標識設置

2011/03/08 12:04:09
自然豊かな古道に標識設置
 高松市塩江町上西のNPO奥塩江交流ボランティア協会(大西佑二理事長)は3月6日、地元住民らボランティア14人の活動で第3回奥塩江古道復活事業(平成22年度高松市協働企画提案事業)を行った。午前9時に上西交流館・モモの広場に集合したボランティアらは、県道美馬塩江線の奥の湯公園入り口から大手前高校向学寮横を通り、細井集落を経て竜王山キャンプ場までの古道8カ所に道路標識を取り付けた。

 道路標識は縦20センチ、横65センチの焼杉板に、ルートを表示した縦15センチ、横60センチのアクリル板を張り付けたもの。設置方法はユニークで、クリの木で作ったくいを土に埋め込んだり、畑のコンクリート岸にくぎを打ち込んだり、2本の太い孟宗竹(もうそうちく)に渡してぶら下げたりと、見る人の心をひきつける工夫を凝らしている。

 標識の焼杉板もクリの木のくいも、孟宗竹への設置も地元細井集落で造園業を営む松本豊基さん(59)の発想だ。ちなみに孟宗竹は成長の終わった太いものを選んでいるという。誰かが叫んでいた。「もし、竹がどんどん伸びていったら標識も上へ上へ…」。手作りの道路標識は、自然豊かな上西を訪れるハイカーたちの目を楽しませることだろう。

 同事業の1回目は、昨年の11月3日に一ツ内〜七曲がり〜小出川集落〜天満が原間、2回目は1月9日に一ツ内〜堀山集落〜細井集落間の道普請をしながら調査をした。今回の作業が同事業の最終となりボランティアらの胸に達成感と寂しさが交錯しているようだ。

 3回とも参加した同市下田井町の谷本寿一さん(64)は「三十数年前に上西地区に来たことがある。竜王山への古道を知りたくて四国新聞でボランティア募集を知り応募した。これからも同じような企画があれば、ぜひ参加したい」と意欲を話した。

 奥の湯公園内の西山地区コミュニティセンターで、藤澤年子さんら4人の西山のお母さん手作りの寿司でおなかが満腹になったボランティアらは、大西さんを囲んで「自然を壊さない整備の方法と地域活性化」について熱心に話し合っていた。                                             (野網 則子)
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