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中高年パワーで登山道整備

2011/03/07 10:43:40
中高年パワーで登山道整備
 高松市西山崎町、岡本町、国分寺町、中間町地内の堂山および六ツ目山周辺の保全と景観の復活を目指す「いざ堂山を守る会」(田井三智夫代表)は、2月27日と3月5日に堂山のふもと西山崎町の各自治会と「堂山で日の出を愛でる会」(藤見勲会長)の協力で、堂山登山道の整備と植樹を行った。奉仕活動に参加した地域住民らボランティアは、60〜70歳代を中心に2日間で延べ80人を超えた。

 今回の活動場所は、4合目(標高167メートル)から上方で行うことになり、ボランティアらは草刈り機やチェーンソー、根回しした苗木、束ねた添え竹など重い荷物を肩にして山道を登って行った。やがて渓谷にモーター音や槌音が高く響き、互いに呼びかける人々の弾んだ声も聞こえてきた。

 草刈りや雑木の伐採などで登山道は瞬く間に整備され、眼下の見晴らしも明るくなった。登山道周辺の山肌に植えられた山桜、ハナミズキ、サザンカなど13種類78本の苗木が空に向かって、すっくと立つ光景は春の息吹を感じさせた。また、ボランティアらの額に光る汗と満足げな笑顔には、地域の里山を大切に思う心をうかがわせ、結集された中高年のパワーとエネルギーが堂山に満ちあふれていた。

 4合目の「龍神の水」辺りで一人のお年寄りが過ぎし時代を懐かしんだ。「幼い頃、ここは遊び場だった。落ち葉はかき集められて燃料や肥料に使われ、花こう土が見えていた」。

 「いざ堂山を守る会」は、2009年度、高松市「いざ里山」市民活動支援事業に登録され、12年度までの4年間、補助金の交付を受ける。今回の活動が10年度の最後となり、田井代表(69)は「地域住民らの力はすごい、一人では何もできん。これで堂山の西山崎町側の整備は大方終わった。今後は川岡、檀紙、国分寺校区の人たちと相談して進めたい」と意気込みを語った。                                                            (野網 則子)
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