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お年寄りが干支のウサギ作り

2011/02/22 13:44:53
お年寄りが干支のウサギ作り
 善通寺市木徳町室ノ辻の高齢者の集い「サロン室ノ辻」(藤平栄作会長)のメンバー13人が2月19日、同町の室ノ辻会場で、2月のお楽しみ会を開き、竹を使って今年の干支・ウサギ作りを楽しんだ。

 この竹細工教室には、藤平会長の知人・香川孝典さんがウサギの頭、胴体、目、耳、鼻、足、しっぽ、ヒゲ、名前札、取り付け台など合わせて10種類のパーツ事前に作製。参加者たちは、楽しいおしゃべりを交えながらボンドで張り合わせていった。

 お年寄りたちは、香川さんから細工の手順を聞き、見本を見ながら接着作業を開始。その過程で、お年寄りたちの生き生きとした表情や会話が素晴しかった。

 「あ、ここはこういう風になっとんや」「そうやなぁ」「こうじゃわ」「いかんいかん、なかなかいかん」「先生、うまいこといかん」「欲げに、のりをタダじゃと思ていっぱい付けたら、こてちん、こてちん、落ち込むわ」などとみんなにぎやかで、楽しそう。

 「先生、どなんして作ったん」「こなん小さいのよう作ったわ」と聞くと、香川さんは「そう言うてくれるのがうれしいですわ」にっこり。「手先が器用なんやなぁ」とほめると「有り難うな、そうしときます」。「ほんまやのに」「付けるだけでも困っりょるのに!」「私や1日かかっても出来んわ」「1日どころか、何日たっても出来ん!」など、手だけでなく、口も休まず、会話を弾ませながら和気あいあいの中、ウサギは次第に形を整えて行く。

 「話をしながら出来るんが楽しいんや」「年寄りに、気長にようしてくれるわなぁ」。香川さんが「そんな時もあるけど、そうしよるのが楽しいんやきん」と答えると「そうやろなぁ」「有り難うなぁ」とお礼を言っていた。

 年配者ならではの会話の途中、いつの間にか、♪ウサギ追いし かの山〜小ブナ釣ーりし かの川ー♪。誰かの歌声が聞こえ、やがてハミングのようになっていった。

 この干支作りの竹細工は、サルから始めて8年目、うさぎで8個目になるとか。約1時間、みんなは出来上がった作品に自分の名前を書いた竹札を取り付けて見事完成。「きれいに出来た」「今度は娘に持って帰られんようにせないかん、トラは惜しいことした」「娘やきんしようがないわ」「うーん」「来年も元気でおって、また、来うなぁ」。しみじみとした声も、心に残った。                                             (香川 佳子)
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