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三世代交流で楽しい「竹細工」

2011/02/21 10:11:34
三世代交流で楽しい「竹細工」
 高松市の円座小学校PTA(葛西優子会長)は2月20日、同校体育館と円座コミュニティセンターの2会場で三世代交流ふれあい活動(同校区青少年健全育成住民会議共催)を開いた。けん玉やこままわしなど昔懐かしい伝承遊び、餅つきやうどん、フライドポテトなど完売続出のバザー、竹細工やわらぞうり作りの体験など企画された催しものは盛りだくさん。会場は子どもと大人の笑顔が入り交じり終日にぎわっていた。

 コミュニティセンター1階和室で開かれた竹細工作りは、さぬき市長尾東にある竹の学校「バンジョイ塾」で学ぶ町内の安田幸弘さん(76)が同塾の山西義治さん(同市太田上町)ら4人の指導者の応援で子どもたちに竹細工の楽しみを伝授した。訪れた約80人の子どもたちは「ガリガリトンボ」「風車」「カニ」「ウサギ」「イヌ」のコーナーを次々巡って出来上がった作品に歓声を上げていた。

 安田さんが受け持った「ウサギ」コーナーに参加した同小5年の小林愛生さん(11)と川北美帆さん(11)の2人は、安田さんの指導を熱心に聞きながら今年の干支「卯」のウサギ作りに一生懸命に取り組んだ。安田さんが「ウサギの目は何色かな?」と問いかけると2人は赤いマジックでかわいいい丸い目を描いた。
 
 小林さんは「かわいく出来上がりうれしい。今年、私らは年女、家の玄関に飾る。本当に楽しかった」。川北さんは「ウサギ作りは思っていたよりやさしかったし、説明もわかりやすくて楽しかった」。達成感いっぱいの笑顔で話す2人はお年寄りへの感謝の気持ちも忘れなかった。安田さんも「孫のような子どもたち、楽しい」と話した。子どもと祖父母世代の交流の輪はどんどん広がり和やかな空気が会場に満ちあふれていた。

 今回ボランティアで参加した山西さんの竹細工歴は15年以上、毎年徳島や高知のイベント会場によく招かれるそうだ。山西さんは「竹細工は刃物を使うから、イベント会場では、はじめに保護者らに刃物を使わせていいかどうかを聞くことにしている。近頃は刃物に触らせない親が多い…」。さらに「刃物を使うとけがもするし自分で痛さがわかる。最近は人の痛みがわからないようなことが多い」と嘆いた。山西さんの言葉は、近頃社会の関心事になっている刃物による犯罪の抑制を示唆しているようである。                                          (野網 則子)
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