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手に乗るヤマガラ

2011/02/16 10:13:23
手に乗るヤマガラ
 まんのう町七箇の香川県満濃池森林公園内の森林学習展示館に、最近手乗りヤマガラが来るようになった。公園管理事務所の豊嶋立身所長が3年ほど前から餌付けを続けており、地道な努力が実ったからだ。

 豊嶋所長は同町の大川(だいせん)山でも「手乗り鳥」を育てた経験をもっている。四季折々の自然に親しめる満濃池森林公園。遊び、学び、触れ合える遊具や施設があり、遠足の児童生徒や家族連れが訪れている。「ここでも、手乗りに会えたらもっと素晴らしい公園になるのでは…。ぜひ手乗りを育てたい」と、かねてから願っていた。

 豊嶋所長が、朝出勤してくると、展示館裏の野鳥小屋の屋根や近くの木でヤマガラ(今はこれが主)たちが待っており、手に止まり、餌を食べ、飛び去る行為を繰り返すようになってきた。

 素人の筆者でさえも、展示館内の窓際にしゃがみ、餌を乗せた左の手を外へ出し、右ひざに右ひじをつき(三脚代わり)、右手にカメラを持って飛んできたヤマガラの撮影(ピントは甘いが)ができるほどになっている。

 豊嶋所長は「縁起のいい鳥・クロジも来た。やりよう(餌をきらさないこと)によっては、誰の手にも乗るようになり、『森林公園に行ったら手乗りがくるぞ!』と言われるようになりそうだ」と、明るい未来に期待を寄せている。

 ただ、餌はきらせてはいけない。高価なヒマワリの種もぺろりと食べてしまう。最近「古くなった米が出て来た」と、たくさんの古米が寄せられ助かったこともあるそうだが、餌は「手乗り」を育てる大きなカギになることは否めない。手に乗るヤマガラたちがもっと増えたら、公園の魅力は、もっともっと増すことだろう。                                         (香川 佳子)
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