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ピンチの時がチャンス

2011/02/07 10:17:31
ピンチの時がチャンス
 三豊市山本町の大野小学校(福本常雄校長、児童127人)で2月4日、教育講演会があり、居宅訪問サービスNPO法人ラーフの毛利公一理事長が「よく生きる」と題して熱弁を振るった。

 毛利理事長は、中・高・大学と12年間の棒高跳び競技生活を得て、2004年コーチになるため、アメリカへ行った際、大きな波にうたれて、背骨を骨折し、四肢完全麻痺になった。

 医師からは「一生ベットの生活、呼吸器も外すことは出来ない。歩けるようになった人はいない」と診断された。しかし、決してあきらめずに「もう一度立って歩く」を心に決断。毎日3時間水の中で手足を動かしたり、いすにすわって身体を起こしたりしてリハビリを続けている。

 2年間のリハビリの末、寝たきりから車いすで自分の好きな所へ行けるまでに回復。しかし、首から下は動かすことが出来ない。あごや頭を使って車いすを操作したり、パソコンを使えるまでになった。

 今では、3人に支えてもらい、立って足を前に出す練習をしている。そんな毛利理事長のすごいところは、NPO法人を立ち上げ、患者の目線で訪問介護事業をしていることだ。

 今後の目標は多くの人を笑顔にすること。生きていくなかで、二つの大きなキーワードがあるそうだ。一つは、ピンチの時はチャンスなんだ。呼吸器を外すまでは、ピンチだったけど、それを乗り越えた時は、大きな幸せを感じ、自信が出来た。ピンチの時は逃げてはだめだ。

 二つ目は夢や目標を語ろう。毛利さんの夢は「もう一度、立って歩くこと」。児童たちにあなたの夢は何ですか? と質問し、1年生の児童が「花屋さんになりたい」「いろいろ活躍出来る人になりたい」と答えると、「一つの目標をもって勇気を持ってしゃべってください。必ず応援してくれる人が現れ、実現できますよ」とアドバイスしていた。

 保護者や児童たちは、毛利理事長の話に耳をかたむけ、真剣に聞きいっていた。前向きにいろいろな事に挑戦して取り組んでいく姿勢に感動し、元気をもらった様子。そして、1日も早く毛利理事長の目標「立って歩けるようになるよう」お祈り、会場にはお礼の拍手がいつまでも鳴り響いていた。                                           (藤川 和子)
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