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ひっそりと咲くロウバイ

2010/12/16 11:47:43
ひっそりと咲くロウバイ
 まんのう町山脇の休耕田跡で、ひと足早くロウバイ(蝋梅)が咲き始め、辺りに甘い香りを漂わせている。

 1月から2月にかけ、まん中が濃い紫の黄色い花を下向きに咲かせる。ロウバイ科・ロウバイ属の落葉広葉低木で、「蝋細工のような梅に似た花」からのネーミングらしい。真冬に満開の花を咲かせる数少ない花木の一つで、中国原産。日本には17世紀ごろに導入されたそうだ。

 この花木は20年以上前、今は亡き同所の荒川忍さん夫婦が十数本の苗木を植栽、毎冬見事な花を咲かせていたとか。茶花や生花の花材としても珍重され、年末年始には阪神方面へ出荷していたと言う。

 今は残る木も少なく、古くはなっているが、季節になればひっそりとさわやかな姿を見せ、見る人たちに時の移ろいを語りかけているようだ。

 荒川さん宅は、普段は無人になっているが、近くに住む荒川さん夫婦と懇意だった、花好きの知人らが手入れをして愛(め)でている。また、山脇地区の池坊華道教授・安西朱実さんが毎年、近くの特別養護老人ホーム「仲南荘」に贈るお正月用生花の花材にも活用、入所者らから喜ばれている。                                               (香川 佳子)
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