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イノシシも生きている

2010/11/15 11:42:06
イノシシも生きている
 最近、新聞やテレビなどで、身近に出没するイノシシやクマの被害が取り沙汰されている。まんのう町七箇の山道でも、散歩をしていると、よく新しいイノシシの足跡に出合う。まだ、ご本尊に出合ったことはないが、わが家のヨメさんは10日ほど前、「私、イノシシに合ったんよ!」と言った。「えぇっ。どこで合ったん?」と私。

 その時、彼女は車を運転して近くの堀切峠(ほりきりとうげ)を走っていたとか。ある民家の前まで来た時、眼の前にイノシシがいた! しかも、3頭も!

 1頭のイノシシと目が合った。「車を目がけて飛びかかって来られたらどうしよう」と、恐る恐る車を止め、息をひそめていた。「まだ新しい車やのに、へこまされたらどなんしょう」と、ドキドキしていると、彼らは山の中に消えて行き、ホッとしたと言う。

 「怖かったやろう! 向こうへ行ってくれてよかったなぁ」まではよかった私だが、「けど、イノシシやって生きとるんやきん、食べ物でも探しに来たんやろう。イノシシやって生きるために必死なんやろうなぁ」と、農作物の被害などは棚に上げ、無責任なことをため息交じりに言った。

 毎日歩く山道で見るクッキリとしたヒズメの跡は、長さ約10センチはあり、大きいものや少し小さいものもある。通る度に、新しい足跡になり、近くの山肌も深く掘られている。

 知人の高橋さんは「動物愛護はともかく、例えば山にクリやカキ、ドングリなど、彼らの餌になる木を植えられないだろうか? けがや射殺などと言う前に」と言った。付随する問題はいくつかあるが、それも一考の価値がありそうに思えた。                                           (香川 佳子)
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