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小さなコミカンソウ

2010/10/20 10:10:07
小さなコミカンソウ
 「へー、これが花で、これが実なの? 小さいねぇ! でも言われてみればこの実は、本当にミカンみたい」。まんのう町の満濃池森林公園で、マクロレンズを通して見るコミカンソウ(小蜜柑草)の実やメバナ、オバナに、知人らが驚きの声を上げた。

 草丈は約十数センチ。赤い茎は、直線の小枝を左右に無数に伸ばしている。小枝の両側には、2センチから3センチの小さな葉が互生、その裏側に径2〜3ミリしかない実をずらりと付けている。

 小さいうえに、付いている場所は葉の裏側。肉眼では見落としやすいが、レンズを通して見る実はオレンジ色のやや扁平(へんぺい)な球形。表面にはつやつやしたこぶ状の突起があり、まるでミニミカンのよう。これが名前の由来になったようだ。

 実の上部の茎には、径約1ミリの赤いメバナが開き、さらに、その上には淡い白色で、赤い筋入りのオバナも2個ほど付いていた。一つの小枝に、メバナにオバナ、そして実という3種類が全部拡大視でき、皆は一様に感動していた。

 コミカンソウは、トウダイグサ科・コミカンソウ属。セイロン原産で、本州、四国、九州や琉球列島、中国大陸、台湾、東南アジア、南アジアにも分布し、道端や畑に生える一年草とか。

 これを見た、植物好き二人は「草の実としては、とても美しい。でも、大きさが2〜3ミリしかなく、葉の下側になるので目立たない。かわいそうな気もするし、ちょっと残念」「みずみずしくて、おいしそう。せめて野イチゴぐらいの大きさだったらいいのに」と口々に話していた。                                       (香川 佳子)
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