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受け継がれる伝統の獅子舞

2010/10/19 10:57:44
受け継がれる伝統の獅子舞
 高松市鬼無町の桃太郎神社でこのほど、伝統の獅子舞が奉納された。

 桃太郎伝説の発祥となっている稚武彦命を祀(まつ)る桃太郎神社では、春には子どもの成長を願って「桃太郎まつり」を行う。秋には桃太郎神社秋季大祭を行い、氏神様へ感謝を込めて獅子舞を奉納している。
 
 舞を奉納するのは同町の氏子でつくる鬼無獅子組。太鼓、鉦(かね)、笛、舞は世代で受け継がれてきた。かつて先輩から獅子舞を教えられた代表の末澤宏行さん(34)も、今では後継者へ伝統の技術を伝承している。

 4歳で曲打のバチを打っていた山根隼人さん(25)は、今では曲打の岡崎祐也君(6)、山地聖也君(6)にバチさばきや振り付けを指導する立場。そして、自らも獅子を舞う。

 現在、最年少で獅子を舞うのは飯原佑輔さん(16)。7歳ごろから太鼓、鉦、笛の練習をして節を覚え、13歳から獅子頭をつかい始めた。

 ヨビダシ、地、扇の舞、陣の舞からなる獅子の芸を16歳から64歳までの14人が受け持っている。全身全霊を掛けて舞い、肩で息をしても次の舞があるため気は抜けない。子どもから大人が一丸となってまつりを盛り上げる。

 この地区では子どもの人数が減りつつあり、少人数で伝統を守っていくことへの不安もある。しかし、秋の虫が鳴き始め、まつりが近づくと、毎夜約2時間あまり熱心にけいこをして後継者育成に力を入れている。

 日中は大当屋を務める同地区内の民家や商店などを巡り勇壮な舞を披露。夜は桃太郎神社境内で幾重もの人の輪に囲まれ、迫力ある獅子舞を披露、観客からは大きな拍手がわき起こっていた。                                             (横倉 ゆみ)
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