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僕も私も頑張った! 堂山登山

2010/10/14 12:26:08
僕も私も頑張った! 堂山登山
 古里の山・堂山に登って、体力向上を図りながら、自分たちの住む町や自然に興味をもってもらおうーと、高松市円座町の円座幼稚園(遠藤智子園長)は、年長クラス・ばら組の園児35人を対象に、秋季遠足にあわせて初めての「堂山登山」を計画。運動会を終えた10月13日、地元の里山愛好家グループ「堂山で日の出を愛でる会」(藤見勲会長)のメンバーら14人のボランティアサポートと一緒に、1人のリタイアもなく全員が標高274メートルの展望台に立った。

 午前9時に綱敷天満神社前から7グループに分かれて出発し、小さな体と細い足で果敢に挑戦。初めて顔合わせしたボランティアの大人たちともすぐに打ち解け、堂山の木々や草花など自然を満喫しながら仲良く登っていった。途中、5合目(標高190メートル)でお茶タイムをとって、所要時間約45分で頂上の展望台に到着した。

 展望台で園児らは、一様に「堂山のてっぺんに自分の足で登ったんだ!」と満足げ。そんな誇らしく達成感いっぱいの面持ちに自信があふれているように見えた。

 くねくね曲がる高速道路、稲刈りの終わった田んぼ、小さく見える自分たちの住む町並み、そして来春入学することになる円座小学校の建物など眼下に広がる光景を一心に眺めては互いに歓声をあげていた。また、ボランティアらが用意した「ヒマワリ」の種を手のひらにのせて、ヤマガラの飛来を辛抱強く待つなど山に住む生き物にも興味を示していた。

 いよいよ下山。登りより滑りやすく危険がいっぱいで、子どもも大人も力を合わせて足下に集中して歩いた。近くの山崎八幡神社境内では待ちに待ったおむすびタイム。保護者の愛情が詰まった手作りおむすびが2つ。みんな大きな口をあけて舌鼓を打ちながら「山登りが楽しかった」「また、登りたいなあ」と口々に感想を話していた。

 思いを堂山にはせながら仲間のきずなを深める園児らは、ボランティアらと一緒にゲームを楽しみ、最後はごみ拾いをして綱敷天満神社前に帰ってきた。出迎えの保護者から大きな拍手が起こり、保護者の1人は「頑張った園児とボランティアの皆さんを見たら感動した」と目頭を熱くしているようだった。

 遠藤園長は満足そうな安堵の笑顔で「体力づくりに力を注いできて半年、この時期にボランティアさんがいたからこそ登れた。今後も地域住民に協力を得ながら教育に頑張りたい」と感謝と意気込みを語った。藤見会長も「保護者の皆さんも心配しただろうけれど、園児の体力で登れるはず。子どもたちも堂山のことをいっぱい話してほしい」と期待していた。                                       (野網 則子)
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