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変わった名前「キツネノマゴ」

2010/10/12 10:21:44
変わった名前「キツネノマゴ」
 まんのう町七箇の香川県満濃池森林公園駐車場から、芝生広場へ下りる道沿いに、変わった名前の花・キツネノマゴ(狐の孫)が咲いている。名前の由来は「花が子ギツネの顔に似ているから」ともされるが、定かではない。

 開いた時の花径でも1センチ弱しかなく、見落としそうな小さな花だが、唇のような形で、上唇と下唇がある赤紫色のかわいい花。全体的には白だが、下唇が広くて赤紫なので、それがこの花の色とされているそうだ。

 キツネノマゴ科・キツネノマゴ属の1年草で、本州、四国、九州、インドシナ、マレーシア、インド、朝鮮、中国などに分布。野原や道端などで普通に自生している。

 草丈は、10〜40センチ。茎の先端から穂状花序を出す。上唇は小さな三角形で先端が2裂、下唇は丸く広がって反り、先端は3裂している。

 花が咲く前の葉と茎は、ゆでておひたしに。また、8月ごろに全草を乾燥させ、煮出して入浴剤にすると、腰痛に効果があるとか。同様に乾燥させ、煎(せん)じて飲むと風邪にも有効と言われ、中国では昔、これで洗眼し、目薬にしたという薬草の一つらしい。

 ともあれ、注意してよく見ると、下唇のまん中がリボンでも付けた生き物の顔にも見え、不思議な魅力を持っている。写真を撮っていると、祖母に手を引かれた3歳くらいの女の子が近寄って来た。祖母に名前を聞かれ、伝えると「キチュネ?」と、反すうする声もかわいかった。                                           (香川 佳子)
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