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「花獅子」は平和の証し

2010/10/06 10:08:07
「花獅子」は平和の証し
 秋祭りシーズンがやって来た。まんのう町内でも土、日曜日などは、あちこちで勇壮な太鼓の音が響き渡り、氏子たちの家を回る若者たちのエネルギッシュな「花獅子」の光景が見られる。

 「花獅子」は、自治会内の家や店を回って獅子をつかい、「招福駆邪」を願う伝統行事。仲南地区福良見の白鳥神社にも、上原渕と下原渕に各若連中があり、秋季大祭の10月2日から3日にかけて、氏子宅約150軒を手分けして巡回、一生懸命「花獅子」を舞った。

 夏休みごろから練習を重ねてきた、太鼓ぶちの小学生(昔は男の子だったが、今は女の子の姿も)や地域で働く若者たち。この日のために帰省した大学生や受験勉強の合間をぬって参加した高校生など、「若い衆」大勢が練習の成果を発揮。鐘や太鼓、太鼓ぶち、獅子舞いなどにさわやかな汗を流した。

 一行は、訪れた家の家族や、獅子と一緒に回るファンたちから温かいねぎらいの拍手をもらっていた。また、その家からは、感謝の「御花」が贈られて皆に披露。両者が交わす「有難う」の言葉もさわやかだった。

 幾日か後、若連中たちは「どう破り」を行う。ごちそうを囲み、来し方行く末を展望、楽しい歓談のひと時を持つ。

 「花獅子」や「どう破り」は、地域の人たちと若者たちを、また若者同士のきずなを、より深める大切な伝統行事として受け継がれている。戦争などのため、一時期中断していたこともあるが、戦争体験のある男性の「これが出来る間は、世の中が平和な証し」という、しみじみとした言葉が印象的だった。                                                  (香川 佳子)
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