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生誕100年祝い中国から掛け軸

2010/09/30 16:38:17
生誕100年祝い中国から掛け軸
 NPO法人国際文化交流協会の太極拳講師で、太極拳世界大会の金・銀メダル保持者・甘雨田氏(31)がこのほど、観音寺市坂本町の大平正芳記念館へ水墨画の掛け軸を寄贈、来館者から「美しい」と評判になっている。

 今年は大平正芳生誕100年、没後30年に当たることから、記念行事に一役立てばと、寄贈された。掛け軸の大きさは、縦204センチ、横84センチの袋表具で、白の絹本仕上げになっている。

 画は、甘氏が師と仰ぐ故郷の中国遼寧省の巨匠で「竹痴孟浩」という雅号があり、竹の画で有名な文人画家の孟浩画伯に依頼した逸品。中国の国画で、竹と梅のおめでたい図柄になっている。

 竹は、根を張り、風に強く、伸びるのが速く、心の中のいい状態を表している。梅は、寒い時に美しく咲き、協調性を表しており、竹と梅は、中国では縁起ものとされているそうだ。

 大平総理の考えや思想が永遠に強く存在し、時がたてばたつほど素晴らしさの分かる様子を表現している。

 孟浩画伯は、文武両道を宗としており、書、画、詩、武術などすべてをこなし、篆刻(てんこく)も自身で彫っており、図柄の物や陰陽仕立ての珍しい落款(らっかん)を押している。

 三豊市三野町在住の甘氏は「大平総理が、毛沢東主席と周恩来首相との会談で日中国交を正常化し、日中友好を結び、文化の交流が出来るようになった。そのおかげで太極拳が日本に入ってきた。自分も指導に来て10年になるのを記念して、感謝の気持ちを込め、恩返しの意味で、画の贈呈をした。小さい力でも実際に国民と国民の友好を深め、仲良くしていきたい」と話している。

 同記念館の開館時間は、午前10時から午後5時まで。月曜日が休館で、入場無料。スタッフは「地元の人たちに気軽に立ち寄ってほしい」と来館を歓迎している。                                                           (田井 あい子)
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