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優しく白いニラの花

2010/09/22 14:32:42
優しく白いニラの花
 まんのう町帆山の川の渕で、優しいニラ(韮)の花が咲いている。「ニラの花?」。すぐ頭に浮かぶだろうか。料理などに利用される独特の匂いを持つニラ。好む人も好まない人もいるが、花は白くさわやかで「これがニラの花? きれいねぇ」と、驚く人もいる。

 ニラはネギ科(ユリ科説も)・ネギ属の多年草で、緑黄色野菜。中国西部が原産で、日本では本州から九州に野生し、栽培もされている。

 さわやかな姿の花は、古くから愛され、古事記には加美良(かみら)、万葉集には久々美良(くくみら)、正倉院文書には彌良(みら)という記載がある。俳諧では、「韮」は春の、「韮の花」は夏の季語になっている。

 古代では「みら」と呼ばれていたらしいが、院政期ごろから不規則な転訛形(てんかけい)「にら」が使われるようになってきた。

 8〜10月ごろ、半球形の散形花序で、約1センチの白い花を、1本の茎に20〜40個も付ける。花びらは3枚だが、苞(ほう)が3枚あるため、花弁が6枚に見える人が多いようだ。

 ビタミンAやC、ミネラル、ベータカロチンなどに富み、代謝機能を高める優れもので、各種料理に使われている。

 ポピュラーな所では、レバニラ炒め、チヂミ、ニラギョウザなどが好まれる。おひたし、薬味、お汁の実にも重宝されるほか、単独や他の野菜に肉などと合わせた炒め物にも好評のようだ。

 体内の病魔を払い、邪気を退散させて長寿を保つなどとも言われる臭気が特徴のニラ。ともあれ、健康食品との定評があり、レシピは180種類を超えると言う。夏バテ対策の食卓に、ニラメニューを取り入れてはいかがだろう?                                          (香川 佳子)
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