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ヒヨドリのヒナ誕生

2010/08/30 16:44:06
ヒヨドリのヒナ誕生
 琴平町榎井の内海尭(たかし)さん(67)は、2週間ほど前、自宅の玄関に入ろうとした時、いきなり1羽の鳥が肩をかすめ、さっと近くにあるモミジの木に飛び移り、再び飛び去る場面に遭遇した。

 驚いた内海さんは、何事かと目を凝らすと、身長より少し高い所の木の枝に、いつの間にか、直径が約15センチの半円形の鳥の巣が木の枝や枯れ葉で作られているのを発見。中には、4個の卵が生まれており、ちょうどウズラの卵ほどの大きさで、黒っぽい斑点が見られた。

 「モミジの木は、もう植えて30年にはなる。こんな町なかで、鳥が巣作りするなんて初めて」と、喜びと期待に胸を膨らませる内海さん。直射日光や雨が卵に当たらないようにと、古い麦わら帽子をビニールで覆い、親鳥の飛来の邪魔にもならない、巣の上に取り付け、見守り続けていた。

 そして2週間。8月27日、ついに餌(えさ)をくわえて飛来した親鳥を発見。親鳥がヒナに餌を与え、飛び去った後で巣の中をそっとのぞくと、ヒナが4羽、ちゃんと誕生しているのを確認した。

 「だましてごめんよ」と、巣の端をトントンとたたくと、かわいくて大きな口が真上を向いて開いた。まだ、見えていないような目もとても大きい。開いた口の直径も4センチ以上? ツバメならもっと小さいはずだ。

 鳥に詳しい人の写真鑑定で「親鳥はヒヨドリに間違いない」と分かった。道理で、赤ちゃんヒナの口と目の大きかったこと!。

 内海さんは「鳥が巣作りをした家には幸せが来ると言うが…」と、目を細め、ヒナの巣立つ日を楽しみにしている。                                                (香川 佳子)
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