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妖怪の世界に誘う

2010/08/26 10:19:50
妖怪の世界に誘う
 瀬戸内国際芸術祭連携イベントの一環として8月21日、土庄町の土庄八幡神社境内で「モノノケシアター」が開かれた。

 土庄町在住の柳生忠平さん(33)、柳生照美さん(27)の兄妹、地場アーティストの村井知之さん(34)やその他のスタッフが、夏の夜のひと時、見物人たちを妖怪の世界へ誘(いざな)っていた。

 照美さんが、妖怪に扮(ふん)して、語りとパフォーマンスを披露すると、それに合わせて、忠平さんが4枚の古い戸板状のキャンバスに魑魅魍魎(ちみもうりょう)の絵を描いてゆく。そこへ、村井さんの音響がボイスパフォーマンスとして、不気味な音を奏でる。薄い灯りが揺らめき、化け物どもを絵の中に体現させる。

 3人が演じる妖怪が渦を空間に作り出し、観客をも巻き込む大きな渦となる。瀬戸内海の上を大きな渦は「ぐるぐる」と音を立てながら巻き上がり、この世から離れて「まつろわぬ者たちの楽しい宴」となって「宴怪」となる。

 夏の夕暮れから夜にかけての妖しい1時間半、5人の外国人も交じえた約50人の観客を魅了させた。

 柳生忠平さんは、地元では有名な妖怪画家で、直島でも7月に「モノノケシアター」を開いた。照美さんは、フランスの国立演劇学校終了後、東京で演劇や路上パフォーマンスをして活躍している。                                             (新城 周子)
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