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ミツバアケビが結実

2010/08/19 10:15:23
ミツバアケビが結実
 近年、体調管理や体力維持に努める中高年の里山愛好家が増えており、高松市西山崎町の堂山(304メートル)も人気スポットの一つに数えられている。堂山の魅力は何か─。標高274メートルの展望台から見える瀬戸の島々、屋島、阿讃の山並みなどのパノラマと登山道をにぎわす四季折々の花や木々の変化が人々の心を癒やしているらしい。

 6月上旬、綱敷天満神社登山口から上り、標高255メートルの9合目辺りでミツバアケビ(三葉木通)がかわいい花を咲かせていた。花の色は濃い紫、大きさは五円玉ぐらいだった。約2カ月の時が過ぎ、暦の上では立秋も過ぎた8月16日、酷暑日続きで焼けつくような山肌でミツバアケビが結実していた。

 9合目を東に進み、展望台への急な坂を上っていく途中、「ふーっ」と一息入れながら空を仰いだとき、ミツバアケビの青い実が目に入った。高木に巻き付いたつるに長さ5センチほどのだ円形の青い実が三つ、枯れ木に支えられるようにぶら下がっている。水気のない山肌で強い日差しに輝いており、ミツバアケビの生命力の強さに驚いた。

 後から上ってきた60代の男性も「紫色に熟したら縦二つに割れる。果肉を子どものころに食べた」と、懐かしそうに見あげていたが、樹木の葉と同じ色なので注意して見ないと見落としてしまいそうだ。

 ミツバアケビは、アケビ科アケビ属でつる性落葉木。若葉は食用、果実は生食用、茎は薬用になるらしいが、茎で作ったかごやリースをよく見かける。                                                (野網 則子)
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