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茅の輪くぐり健康祈願

2010/07/28 10:18:31
茅の輪くぐり健康祈願
 まんのう町福良見地区の白鳥神社で、7月24日午後3時から、朝倉神官を迎え、厳粛な「夏越(なごし)祭」が行われた。

 この祭は、炎熱の夏、荒廃しがちな人々の心を清める、禊(みそぎ)の神事と言われている。災厄を祓(はら)い清め、無病息災、健康長寿、幸福繁栄を祈念する「大祓い式」もあった。

 昔から「夏越のお祓いを受けた人は、千年の命を保つ」と言われ、長く受け継がれて来た神事だ。

 祭に欠かせないものに「茅の輪(ちのわ)くぐり」がある。神前に置かれた茅(かや)を束ねて作り、しめ縄で清めた「茅の輪」をくぐり抜ければ、災厄からまぬがれるという、古くからの言い伝えに基づく行事だ。

 輪のくぐり抜けは、朝倉神官の先導で、まず左回り、次に右回り、さらに左に回り抜けて参拝した。大人らは参拝の後、茅をいただき、左にない合わせた先に、もらった紙垂(しで・白い半紙を切ったもの)をつけて家に持ち帰り、祀っておく。

 小林一茶の句にも「母の分 もひとつくぐる 茅の輪かな」とあり、昔から各地で行われていたことがうかがえる。

 「茅の輪くぐり」には、母親に手を引かれた幼な子、地元福良見子供会のメンバー、福良見健康づくりの会の高齢者など、老若男女、大勢の参拝者の姿が見受けられ、地域をあげての夏越祭となった。

 「このような昔からの伝統行事が続くのは、世の中が平和なしるし。これからも末永く、若者たちに受け継いでもらいたい」と言う、ある母親の声が印象的だった。                                             (香川 佳子)
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