天気予報を見る
 
新聞購読申込
TOP > おりーぶ通信 > 記事詳細

おりーぶ通信

エリア

コーナー

過去のニュース

孫の初リサイタルに祖母感激

2010/07/20 10:40:34
孫の初リサイタルに祖母感激
 今春の「第2回高松国際ピアノコンクール」で2次審査まで進出して話題を呼んだ綾川町出身の渡辺仁美さんが7月18日、サンポートホール高松第1小ホールでリサイタルを開き、大勢の聴衆を魅了した。

 楽曲など公演内容は17日付の本紙に詳しく紹介されていたが、古里で開いた初めてのソロ公演だ。パワーあふれる渡辺さんの演奏に子どもからお年寄りまで幅広い年代の聴衆から感動の声があがっていた。「初めての生演奏に感激した」「すごいエネルギーだ」「素晴らしかった」など賞賛の声は盛りだくさん。

 そんな光景を満足そうに見つめている1人の女性が客席の一隅にいた。渡辺さんの母方の祖母、大島富美代さん=高松市円座町(81)=だ。孫娘の晴れ舞台に友人たちと一緒にやって来た大島さんは、手にハンカチを握り締め、嗚咽をこらえながらステージを一心に見つめていた。

 大島さんの脳裏に去来したものは―。渡辺さんは5歳から母親の尚子さんに師事してピアノを習った。以来、高校生ごろまで親子の師弟関係はずーっと続いてきたそうだ。大島さんは「指導者が他人でなく、親子が先生と生徒。互いに辛抱がいっただろう」と振り返る。

 大島さんの長寿の秘訣(ひけつ)は4年ごとに開催される同コンクールにあるそうだ。渡辺さんは4年前に初挑戦、そして今春の2回目の挑戦で2次審査へと進んだ。4年後のステップアップが楽しみな大島さんは「自分の健康維持が一番」と心に決めているという。

 大島さんは大正琴など多趣味で知られるが、今、熱望していることはNHKのど自慢大会の全国放送に出場すること。このほど観音寺市で開かれた同大会で9回目の挑戦を果たしたがかなわなかった。今後は、歌謡曲「月はとっても青いから」で再挑戦するそうだ。世界に羽ばたく孫娘と大島さんとの競争は続いていく。パワフルおばあちゃん、頑張れ!                                                 (野網 則子)
▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.