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まるでお経を読む仏様

2010/07/09 15:30:07
まるでお経を読む仏様
 水面(みなも)を背にして、大勢の仏様が読経でもしているみたい!。まんのう町七箇の県営満濃池森林公園のファミリー広場に続く沼池に、数本のラクウショウ(落羽松)、別名ヌマスギ(沼杉)が植えられている。

 その根元に、仏像群を思わせる数多くの「突起木」が見られる。高いもので30センチ余り、低いもので10センチ前後だろうか。これらが、1本の木の周りに50個近く集まっているものもある。

 少ない木もあるが、「突起木」はすべて先端が丸く、少し下がくびれ、なぜかそこだけには木皮がない。まるで人間の顔に似た形をしている。

 この「突起木」は、木が水中にあって息が出来ないため、空気中に根を伸ばして酸素を取り入れている「呼吸根」だ。その集団が、まるでありがたいお経を読む仏の姿を連想させてくれる。

 ここに育つラクウショウの樹高は十数メートルで、北米南部原産。日当たりの良い湿地に育つ落葉高木だ。園内にあるメタセコイアと酷似してはいるが、葉の付き方が異なる。これは互生で、メタセコイアは対生になっている。

 沼地に沿って木製の遊歩橋が掛けられており、その南端からこの光景を見ることができる。しかし、その特異な姿と面白さに、ほとんどの人は「あれ、なんだろう?」と、驚きの声をあげている。                                        (香川 佳子)
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