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厳かに京極家墓前祭

2010/05/17 16:19:29
厳かに京極家墓前祭
 7代210年あまりにわたり西讃岐は、京極家によって統治され、今の発展がある。丸亀の礎を築いた京極さんを顕彰していこうと「第61回丸亀お城まつり」が5月3、4の両日、丸亀市の丸亀城周辺で開催された。

 4日には、丸亀京極顕彰会(橘節哉会長)が6代藩主・京極高朗公墓前祭を、市内南条町の泰雲山玄要寺で行った。

 東京在住の京極家当主・京極高洋氏(58)と長男の高澄氏(61)夫婦が参加。新井丸亀市長、小国多度津町長、五家老御子孫ほか市民約100人が法要焼香に参列した。

 続いて、多度津藩主・京極高慶公、京極高琢公の墓前祭も行われた。兄弟そろっての墓前祭は初めてで、橘会長は「市民が誇りに思う歴史に支えられての丸亀だ。血筋が絶えませんようにたえず、来ていただきたい」とあいさつした。

 高洋氏は「丸亀市民のおまつりで、お城がシンボルとなり、一生懸命支えてくれている。これからも讃岐に来ようと思う」と7年ぶりの墓前祭出席に感謝の言葉を述べた。

 地元南条町自治会(原田義郎会長)65戸は、定期的にお墓の掃除を続けている。墓前祭の後には、玄要寺境内で有志が四ツ目紋入りの手作りちらし寿司とサトイモをお月さんに見立てた「京極月菜汁うどん」130食を振る舞った。

 婦人部の原田信子さん(61)は「遺徳をしのんで一緒に食べてもらいたかった。京極さんは、地元の子どもたちの生活の中にとけ込んでいるので、今後も続けていかなければ」と話していた。

 午後には、香川県立文書館運営協議会委員で松本文庫主・松本昭雄氏が「『心易主人』封印350年の本音ー京極高和の書状を読み解く」と題して基調講演を行った。

 万治元(1658)年、播州竜野城主・京極高和が丸亀城主になって以来、7人の藩主のうち5人までは、滋賀県坂田郡清滝の徳源院に墓があるが、6代藩主・高朗の墓所だけが丸亀市南条町の玄要寺境内にある。南北約9メートル、東西約20メートルの土塀に囲まれた中に「従五位京極高朗之墓」と刻まれた墓石があり、その前に二対の灯籠と鳥居が建つ。門や扉には京極家の四ツ目の家紋が刻まれている。                                                                  (窪田 利栄)
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