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振り返ればキリが花盛り

2010/05/06 11:16:58
振り返ればキリが花盛り
 高松市西山崎町にある堂山が初夏の色に変わってきた。綱敷天満神社登山口から山道を上り、少し平らな2合目の標識辺りで振り返ると、谷間の雑木林の中に一面を覆うように咲き誇っている淡い紫色のキリの花が目に飛びこんできた。

 遠くに浄願寺山や紫雲山、小さく見える勅使町辺りの町並みを借景に立つ1本の大木。キリの花は4月下旬から咲き始めたが、ゴールデンウィークごろまでが花盛りのようである。

 谷間は危険なので30メートルほど離れた道端から目測してみた。上方にある砂防ダムの高さが13メートルと表示されているから、高さは約25メートル、幹の直径は約40センチと推測した。昨年は花をあまりつけなかったが、今年は見事な花つきであった。

 キリ(桐)はゴマノハグサ科のキリ属で筒型5弁の花。原産は中国とされているが、日本でも植栽されており、材質が軽くて柔らかく、吸湿性も少ないのでタンスや琴、げたなどに使われ、花と葉は紋章として取り入れられている。とくに「五七桐家紋」はなじみが深い。また、私たちが日常生活に何げなく使っている500円硬貨の表にもキリの花と葉が描かれている。

 キリの種子は小さく軽いので、散布されやすいことから野生化しやすいそうだ。堂山のキリはどこから飛んできのだろうか。                                     (野網 則子)
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