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雲辺寺で「むら接待」

2010/04/27 15:50:51
雲辺寺で「むら接待」
 四国八十八カ所の中で最高峰に位置し、讃岐で最初の霊場となる第66番札所・雲辺寺でこのほど、観音寺市有木地区民が「むら接待」を行った。

 雲辺寺の休憩所前で「どうぞ、お気をつけて」と巡礼者に白もちと草もちのセット500人分を午前中に手渡し終えた。接待に参加した平口明雄さん(81)は「子どものころは、遍路道までお寿司を担ぎ上げて接待した」と述懐していた。

 今回の「むら接待」は、名字が全員「平口」という9軒で行われた。この接待は長く受け継がれてきたもので、福山市から巡拝している倉田一明さん(80)は「お大師さんのおかげ。本当にありがたい」と心温まる接待のありがたさをかみしめていた。

 有木地区は、近年軒数も減り、高齢化が進んでいるのが課題。お遍路さんからいただいたお札は大切に有木の阿弥陀堂に納められている。

 五郷有木谷は、源平屋島合戦後、平有盛が隠れ住んでいた所だといわれている。有盛が持っていたと伝えられる県指定文化財の阿弥陀木像は現在、三部神社境内の阿弥陀堂に安置され「末長く汝の子孫を守るべし」と里人たちの信仰を集めている。                              (窪田 利栄)
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