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尾羽広げ人気のクジャク

2010/04/14 15:14:10
尾羽広げ人気のクジャク
 入場者数の減少などで08年11月に閉園した小豆島の「孔雀園」のクジャクが、三豊市山本町の民家で飼育されており、繁殖期を迎えたこの季節、一日に何度も羽を広げて見学に訪れた人を楽しませている。

 同園では閉園後のクジャクを「きちんと飼う環境があり、責任感のある人に」との条件で、引き取ってくれる人を募集していた。同町の金山雅志さん(66)は、募集していることを四国新聞で知った。金山さんは、鳥好きでこれまで15年間ほどクジャクを飼っていた経験があることから昨年2月、軽トラックを小豆島まで走らせて雄3羽と雌3羽をもらい受けて来た。

 飼育小屋は桜の花が舞い散る庭の一角にある。広さ45平方メートルの小屋の中で雄のクジャクが真新しく生えそろった尾羽を広げ、誇らしげな顔でターンを繰り返して鮮やかなピーコックカラーを披露している。

 クジャクは、3月から5月ごろが繁殖期のため、雄はこのころよく羽を広げ、雌は3月から7月ごろまで1羽が一日おきに卵を産むとのこと。クジャクの卵は鶏卵の赤玉によく似た色と形をしており、大きさは鶏卵のLサイズの1・5倍くらい、味は鶏卵とほとんど変わらないそうだ。

 金山さん宅では、昨年6月に3羽のひながかえり、そのうちの1羽が無事成長して現在7羽が飼育されている。金山さんは「えさは鶏の飼料と野菜類。清潔な環境を整えておけば病気になることもない」と目を細めていた。

 クジャクを飼育する時の難点は鳴き声が大きいことで、近くに民家が立て込んでいる所では無理。金山さん宅のクジャクたちの鳴き声、新緑の山里に高らかに響いている。(吉田 一代)
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