天気予報を見る
 
新聞購読申込
TOP > おりーぶ通信 > 記事詳細

おりーぶ通信

エリア

コーナー

過去のニュース

堂山にハクモクレン群生

2010/03/18 10:22:48
堂山にハクモクレン群生
 国道32号を琴平方面に進み、香東大橋を渡って西永井の交差点を過ぎると西前方に堂山(高松市西山崎町)が見えてくる。「おや、あれは何だ?」。標高274メートルの堂山展望台峰の中腹近くに、まるで天女の羽衣のような白い帯状の風景が飛び込んできた。

 ハクモクレンの群生だった。先ごろ降った春の雪に洗われたハクモクレンのつぼみが一斉に開き、白い花が陽の光の中で輝いていた。

 堂山の1合目にさしかかる急こう配の道を上り行く登山者が、途中ホッと一息入れようと歩を休めて空を仰いだ時、ハクモクレンの一群が視界に入る。まるで感動的な映像の1シーンのような光景だ。

 登山者の一人が話していた。「以前は農家が苗木を育てて出荷していたらしいが、今はやめているようだ」。ここでも農家の高齢化と後継者不足の影響があるらしい。

 周辺には耕作されずに放置されたままの畑も見られ、一群の辺りも雑草や雑木が多くてハクモクレンには容易に近づけない。遠くから見ると、およそ幅20メートル、長さ50メートルに延びる土地に100本以上のハクモクレンの木々が密集していた。持ち主の訪れがないハクモクレンは、静かに季節の移ろいを告げていた。

 堂山の花暦は、ふもとの綱敷天満神社の神苑や公園にある梅、桜、ツツジ、フジが順次開花し、木々の間を飛び交う小鳥たちのさえずりも華やかだ。1週間もたてば50本以上もあるソメイヨシノも咲きそうで、堂山周辺は多くの見物客でにぎわう人気スポットになっている。                                                       (野網 則子)
▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.