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堀内佳さんのコンサートに感動

2010/02/19 17:47:35
 昨年11月、善通寺第一高校で人権啓発行事の一環として行われた、盲目のシンガーソングライター堀内佳さんのコンサートを、全校生徒と一緒に聞かせてもらった。

 堀内さんは、先天性の病気のため1歳で両眼を摘出。中学生のころから独学でギターを弾き始め、たくさんの作詞・作曲をしている。現在は生まれ育った高知県を拠点に、ラジオのパーソナリティーや全国各地でコンサート活動を行っている。

 コンサートでは両親や今までに出会った人たちとのエピソードなどを紹介。自分の思いや願いを盛り込みながら弾き語りをし、会場は涙と感動に包まれた。中でも間を置かずして亡くなった最愛の両親には「命の大切さと前向きに生きる素晴らしさを教えてもらった」と痛切に語った。幼少のころから受けてきたいじめと差別を淡々と語る堀内さんの話にもらい泣きの涙が頬を流れた。

 また、堀内さんは一昨年悪性リンパ腫と宣告され、抗がん剤治療を受けたことを告白。再発率が高く5年後の生存率は50パーセントの病気だが、「絶対に頑張って5年後には、元気でみんなと会いたい」と約束、生徒たちは大きな拍手で応えた。

 堀内さんのコンサートで二つの感動をもらった。一つ目は、堀内さんの心の目で見た景色や命の大切さを訴える詩や曲、独特の持ち方でのギターの弾き語りに心を打たれた。二つ目は、善一生徒のコンサートを聞く態度に。私語はもちろん物音一つたてず、堀内さんの歌と、訴えかけてくる語りを全身で受け止めていた。静寂の中で聞こえてくるのは、堀内さんの力強く温かい歌声と、時折涙するすすり泣きの音だけ。

 コンサートを聞いた生徒は「生きることの意味を再認識し、前向きに頑張ろうという気持ちになった」「堀内さんの言葉すべてに心を打たれた」と感想を述べた。

 私自身堀内さんのコンサートを聞いて、長年思い続けていた「アイバンク登録」を、実行することが出来た。堀内さんありがとう。5年後元気でまたお会いしましょう!(香川 真由美)
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