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校庭にイスノキ植樹

2010/02/15 13:28:06
校庭にイスノキ植樹
 観音寺市柞田町の地名である「柞田」の柞の字がイスノキ、クヌギ、コナラを示すことから、子どもたちに古里の名前の由来を知ってもらおうと有志たちが2月6日、柞田小学校(田井秀典校長)の校庭にイスノキ、クヌギ、コナラの植樹を行った。

 柞田村誌によると、柞の字源は「ははそ」「いす」とあり、「ははそ」はコナラの別名で、古くは近似種のクヌギを含めて呼んでいたらしい。「いす」はイスノキの別名。昔、この地にクヌギ類の木が多く生えていたと推測される。そこで、地域の人たちの間で4年前から3種類の木を同小学校に植える計画を立てていた。

 クヌギとコナラはすぐ手に入るがイスノキの入手が困難を極めた。高松市の岩田神社境内に幹回りが2メートルを超すイスノキがあり、その種子から芽生えた実生の木が数本ある。同神社の総代に実生の木を譲ってくれるようお願いしたが、簡単に返事がもらえる訳もなく、何度も足を運び話し合いを重ね、やっと4年間抱き続けた夢が実現することになった。
 
 この日、町内の有志や造園業を営む専門家、同小学校の教諭ら7人が岩田神社に出かけ3時間かけて貴重なイスノキを掘り上げてきた。高さ7メートルあまり、太さ20センチほどのイスノキは耐震工事(一部新築)が終わった校舎の庭に丁寧に植え付けられた。同じ大きさのクヌギとコナラも一本ずつ植え付けた。

 青空にまっすぐ伸びるイスノキを見上げて、岩田神社総代と話し合いを続けてきた森脇武さん(67)は「子どもたちがこの木のようにまっすぐ育ってくれたらいい」と感慨深そうに話していた。

 イスノキはマンサク科の常緑高木。樹皮は灰白色、葉は長だ円形で厚く表面につやがある。春、紅色の細かい花が穂状に咲く。        
(吉田 一代)
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