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冥土の旅の一里塚

2010/01/29 15:31:20
 1月15日は私の誕生日だった。「写真を撮る時、手が冷たいだろう」と、指先が出る手袋と同色の耳当てを孫娘とその母からプレゼントされた。色は紫。私の好みの色の一つだ。贈られる幸せに感謝した。

 誰の句だったか「元日や 冥土(めいど)の旅の一里塚 目出度くもあり 目出度くもなし」(一休和尚?)というのがある。ふと、思いつくままに「元日」を「誕生日」に置き換えてみた。「誕生日 冥土の旅の一里塚 目出度くもあり 目出度くもなし」。思わず苦笑したが、まぎれもない事実だと同感できた。

 一里塚の数は人によって異なるが、本人の努力や意思で増減できるかもしれない。反対に、ほかが原因で決まることもあるだろう。「自」と「他」、 さらに「何か」がその数の決め手になるのではと思う。私の独断と偏見による考えだが。

 「私の塚はあといくつかな?」。今まで全く考えてもみなかったことが頭をよぎった。「誕生日のプレゼントは(もしくれたとして)あと何回?」などと考え、「笑いごとではないのに」と思いつつも、笑ってしまった。

 「最終塚まで、どう生きるのがベターなの?」「ケ・セラ・セラ。のんびり生きればいいんじゃない? それこそ長生きのコツでしょう!」とか、笑えぬ笑い話の落ちのようになってしまった。これ、不謹慎だろうか。      (香川 佳子)
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