天気予報を見る
 
新聞購読申込
TOP > おりーぶ通信 > 記事詳細

おりーぶ通信

エリア

コーナー

過去のニュース

イノシシが夜間エサ探し

2010/01/21 13:19:08
イノシシが夜間エサ探し
 まんのう町七箇の満濃池森林公園には、全長約12キロの散策歩道がある。道幅1・5メートル前後で未舗装のワイルドな山道だが、最近イノシシが出没しているらしい。

 春から夏にかけては、鮮やかな常緑樹を背に、サクラやツツジ、コブシにツバキ、アセビなどが咲き誇り、秋は紅葉に彩られる。今は冬枯れの少し寂しい風情だが、カサカサと落ち葉を踏みながら歩くのもまた楽しく、四季それぞれの趣をもつ自然豊かな道である。

 ところが最近、この道が夜間、イノシシたちの切実なエサ探しの道になっているらしい。道の山側に、排水用の浅い土の溝があるが、そこを彼らが長い鼻か、前足かで掘り散らした跡がいたる所で見られるのだ。砂地には、先が二つに割れた約5センチの足形がくっきりと付いていることもある。

 清掃員の話では「スポーツの森でイノシシを見かけたが、怖いと思う前に、向こうが逃げてホッとした」と言い「散歩中の人が『毎日違う所が掘られている』と言っていた」とも話していた。

 琴平町に住む県猟友会の辻岡宗清副会長は「イノシシも人間と同じ。都会へ出た若者の多くが田舎へ帰らないように、山から下りたイノシシも、農作物や木の実に満足。山奥へは戻らずに繁殖する。でも、よほどのことがない限り人は襲わない」と説明する。相手は夜行性。昼間はまず安心だが、通りがかった人が言った「怖い気もするが、少々かわいそう」の言葉もうなずける。(香川 佳子)
▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.