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親子でエコ体験

2010/01/18 10:52:05
親子でエコ体験
 三豊市詫間町大浜の船越八幡神社(藤本鳳秀宮司)がこのほど、冬休みエコ体験「池田武邦先生に会いに行こう ハウステンボスの旅」を開催。同神社の巫女(みこ)のほか、子ども7人、大人8人が参加した。

 この企画は、東京の霞が関ビルや三井ビルを作った池田武邦氏(86)が2年前「昔からのお祭りの儀式をそのまま残している神田のお祭りを見たい」と同神社を訪れたことがきっかけ。その時、池田氏が作ったハウステンボスの話題になり「この施設は次世代エネルギーパークとしてのすばらしい施設」と知り、子どもたちにその施設を見学させたいと藤本宮司が要請、池田氏の好意もあって実現した。

 当日のハウステンボスはちょうどクリスマスのイルミネーションに飾られ、馬車も走るなどまさに外国そのもの。熱供給システム、下水処理場などのハウステンボスのバックアップシステムを見学。完全浄化するには100年かかるといわれている隣接の大村湾に汚水を1滴も流さないハウステンボスの循環システムの説明を聞いた。

 また、池田氏は「海軍時代、同じクラスの仲間が目の前で死んでいった。戦争が終わり、生き残った自分に何が出来るのかを考えて建築家になった」と説明。「近代化が良いと超高層ビルを作っていたが、技術が進むと感性がシャットアウトされる。近代文明の原動力は欲望。その欲望が限りなく進めば破滅する。昔の人は足るを知る心があったが、今は足るを知ると新製品が売れなくなる現代だ」と解説した。

 また1300年前の木簡に書いてある日本の心「一寸の虫にも五分の魂」について「建物を作る時ブルトーザーで土を掘ると、そこで生きている虫を殺すことになるので、神様のお許しが出るように地鎮祭をする。みなさんはほかのものの命をいただいて生きている」と子どもたちに分かりやすく説明した。

 参加した濱上莉子さん(13)は「池田先生に会って、エコの大切さや生きるために役立つことを学んだ。池田先生は戦争を体験しているからこそ、今活躍されていると思う。やさしく、すごい生きざまだなと思った。この経験を大切にし、私も先生のように世のために活躍したい」と真剣に話を聞いていた。(前山 由美子)
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