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干支のトラを奉納

2009/12/28 13:59:50
干支のトラを奉納
 善通寺市文京町の県護国神社の神殿前に、来年の干支(えと)のトラのモニュメントがお目見えした。同市大麻町の吉岡徳一さん(78)が制作したもので、このほど同神社に奉納された。

 吉岡さんは、昭和59年に陸上自衛隊を定年退職後、地域のボランティアや奉仕活動を続けている。以前、老人会仲間で干支のモニュメントを作り、市民会館に展示していたこともある。ちょうど十二支を作り終えたのをきっかけに、今度は自分一人で挑戦することに。イノシシから始まった干支作りも今年で4回目。作り上げた力作を今年も神社に奉納することにした。

 神社の森に落ちていた木や枝を利用して骨組みを作り、紙粘土で表情豊かなトラの顔を作ってきれいに色付けした。しっぽはカズラの曲線を活用し、「2010」や「寅」などの文字もツタでうまく表現。3本のツタが絡まって自然に出来た三つ編みも上手に活用している。

 トラ柄の布は民芸店で調達したが、なかなか見つからず苦労したとか。松竹梅やセンリョウ、オモトなどで作った森の前に、体長、高さともに1・2メートルほどで重さ約80キロの勇敢なトラと、それに寄り添うように可愛い白トラ2頭が、新年を祝うように奉納されている。

 吉岡さんは、トラ制作半ばの今年4月に心臓病で入院、3カ月の闘病生活を送った。「今年の干支作りはダメかもしれない」とあきらめかけていたが、モニュメント作りの希望を捨てず治療養生して仕上げた。吉岡さんは「今年も無事に奉納する事が出来て大変うれしい。参拝者の人たちが喜んで、少しでも幸せな気持ちになってくれれば」と笑顔で話している。(香川 真由美)
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