今夏、神戸市で児童ら5人が大雨で増水した川に流され死亡するなど、局地的豪雨の被害が相次いだのを受け気象庁は14日、「雷注意報」の中に強い雨に注意するよう一文を盛り込むなどの対策を講じると発表した。
積乱雲が観測されるなどし、落雷被害が予想される際に発表する「雷注意報」はこれまで、落雷や突風に対する注意だけを呼び掛けていたが、特に夏に雷が発生した時は突発的な強い雨が降ることが多いため、15日から「落雷や突風、急な強い雨に注意してください」との文章に変更する。
さらにテレビのお天気キャスターに、局地的豪雨の危険性について視聴者に呼び掛けるよう文書で依頼。大雨警報が出た際、携帯電話のメールで知らせるなどの民間の気象情報会社によるサービスについても、気象庁のホームページ(HP)で積極的に紹介する。
同庁は雨量データやレーダーによる雲の観測に基づき、地図上に強い雨の降っている場所を図示し1時間先まで予測する「降水ナウキャスト」をHPで公表している。その利用に関する手引を今年度内に作成するなどし、啓発に努める。